当院のインプラント治療の特徴

当院でインプラント治療を行っているのは、「日本口腔インプラント学会専門医」の資格を持つ医院長です。医院長には35年以上（※）にわたるインプラントの治療経験があり、現在も年間50症例以上（※）を手がけております。この「専門医」の資格とは、学会によってその治療技術や知識、実績を認められた歯科医師だけが取得できるものであり、富士市でこの資格を持っているのは当院の医院長と、他１名のみです。

また医院長は「日本顎咬合学会認定医」の資格も所持しており、インプラント治療のプロであるだけでなく、噛み合わせのプロでもあります。

インプラント治療とは、外科手術をともなう高度な治療方法です。インプラントを埋め込むあごの骨の周辺には、血管や神経といった重要な組織が存在します。こうした組織を傷つけることなく手術を成功させるためには、高い技術と豊富な経験を持つ歯科医師が治療をすることにより、患者さまにもより安心していただけると思います。

患者さまに安心して治療を受けていただけるよう、当院では学会から認められた技術・知識・実績を持ち、経験も豊富な歯科医師が治療を担当いたします。

（※）2020年現在

過去に「インプラントはできない」と言われた経験のある方も、当院でなら治療が可能なケースもあります。「できない」という主な原因は、インプラントを埋め込む部分に十分な骨がないためです。当院ではインプラント専門医の医院長が「GBR法」や「サイナスリフト」など、骨を増やす治療も行っております。

このような治療は歯科医師ならば誰にでもできるというものではなく、高度な技術を必要とする難しい治療方法ですが、インプラント専門医である医院長なら実施することが可能です。骨の量が足りずに「インプラントはできない」と言われた患者さまも、神谷歯科クリニックでならご要望に答えられるかと思います。あきらめずに、ぜひ一度ご相談ください。

インプラント治療は、外科的な手術を必要とする治療方法です。患者さまの中には手術時の痛みや、手術すること自体への恐怖を感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで当院では手術の際、「静脈内鎮静法」という点滴麻酔を行っています。この麻酔をかけると「うとうとと、うたた寝をしているような状態」になり、寝ている間に手術が終わってしまいます。そのため、痛みや恐怖をほとんど感じません。

この静脈内鎮静法のほかにも、リラックス効果のある笑気ガスを吸入する「笑気麻酔」も実施しております。痛みや手術への恐怖からインプラント治療をためらっていた方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

患者さまへの静脈内鎮静法は、当院に在籍している「日本歯科麻酔学会認定医」の資格を持つ歯科医師が担当します。この資格は、歯科治療時の全身管理や救急処置に関する知識と技術を習得するために、積極的に研修を受けている歯科医師や医師に対して、日本歯科麻酔学会が認定するものです。

麻酔についての深い知識と豊富な経験を持つ歯科医師が、手術時の麻酔を担当しますので、患者さまにも安心していただけます。

安全に治療を行えるよう、手術中は心拍や血圧などのモニタリングをしっかりと行っています。常に全身の状態と、麻酔がどのくらい深く効いているのかを管理していますので、万が一の場合にも迅速な対応が可能です。

インプラントの治療には外科手術をともないます。万が一、手術中に誤って神経や血管を傷つけてしまうと、重大な事故につながる恐れもあります。そのため普通の歯科治療に比べて、より綿密な検査を行い、治療計画を立てることが必要です。

そこで当院では、より正確で安全なインプラント手術をするために、CT検査とシミュレーションソフトによる検査を必ず実施しています。

まずCTによる検査を行って、あごの骨の厚みや高さ、神経や血管の位置をしっかりと把握。次に「ノーベルクリニシャン」と呼ばれるシミュレーションソフトを使い、どこにどのようにインプラントを埋め込むのかをシミュレートしながら、患者さまと一緒に確認し、ご説明します。

このように綿密な検査を行い、シミュレーションソフトを使用して治療計画を立てることで、手術中の重大な事故を防ぎ、より安全に治療ができるよう努めているのです。

当院では肉眼の25倍という倍率で見ることのできる「マイクロスコープ（歯科用の顕微鏡）」を活用し、より精密で安全性の高い手術を目指しています。

このマイクロスコープはモニターとも連動しているため、患者さまとご一緒にモニターを見ながら説明ができるというメリットもあります。患者さまご自身の目でお口の中の状態を確認していただけるので、治療内容についても、より理解していただけます。

インプラント治療の際、手術時の患者さまのお体への負担を軽減するため、当院では「ピエゾサージェリー」という最新式の骨用のメスを導入しています。

インプラント手術は人工の歯の根っこをあごの骨に埋め込むものですが、その際あごの骨にドリル（回転式の骨を削る器具）を使って穴を開けるのが一般的です。

当院では患者さまのお体への負担を少しでも軽減できればと考え、従来の回転式ドリルだけではなく、この「ピエゾサージェリー」を併用したインプラント手術を実践しているのです。

病院内で別の病気に感染してしまうことを、「院内感染」と言います。当院ではインプラントの治療中に院内感染を起こさないよう、感染予防対策を徹底しています。

まず、インプラントの手術は専用のオペ室で実施。このオペ室は個室になっており、一般治療を行う診療室とは完全に遮断されています。個室のオペ室で手術をすることで、空気中の汚染物質の侵入を防止しているのです。

また院内感染は、主に治療に使用する道具が細菌に汚染されている場合に起こります。そのため、歯科医師や歯科衛生士が使うグローブ（手袋）やマスク、ガウン、治療器具を置くトレーなど、使い捨てにできる道具はなるべく使い捨てにして、他の患者さまに使い回すようなことはしておりません。

使い捨てにできない治療器具は、汚染の原因となる血液や唾液を確実に洗い流し、徹底した消毒・滅菌を実践しています。

当院ではインプラント本体に10年、上部構造（被せ物）には5年の保証をいたしております。

インプラント治療は健康保険が使えないため、自費での診療となりますので、どうしても治療費が高額になりがちです。「高い費用を払ったのにすぐにダメになったら…？」と、心配される方も少なくありません。保証することで患者様に安心して手術に望んでいただけると考えています。

また保証をつけるのは、神谷歯科クリニックの自信の表れでもあります。インプラント治療の質に自信を持っているからこそ、このような保証をおつけできるのです。

※この保証は、当院の指示による定期検診をきちんと受けていただいている方が対象となります。